五条連載+2

「たとえば世界の暗がりで」53話と54話をアップしました。本当は少し前に書き終わっていたのですが、上げるのが遅くなってしまいました…。

トップにも書かせていただきましたが、大変恐縮ながら、現在メッセージへの返信を停止させていただいております。いただいた分は嬉しく拝見しています、ありがとうございます。とてもとても励みになります。

以下、本誌について。

 

 

考察ではなく、ほぼ自分の整理のための書き残しです。ネタバレ&激重感情垂れ流しなのでご注意。

 

 

9/25本誌の話

いつかこうなるのかなって思ってはいたのですが、いざそのときがきて目の当たりにすると、なかなかに堪えるものですね。自分でもびっくりするくらい悲しくて、溶けちゃうんじゃないかと思うほど涙が出ました。本当に、現実で近しい人を亡くしたときのような。いまだにふと思い出して泣けてきてしまうし、信じたくない気持ちが大きいです。

この3年くらい、誇張でなく毎日毎日ずーっと五条悟さんのことを考え続けてきて、彼の人生に想いを馳せ、彼の幸せを願ってきて、いま自分の中心にあったものが急になくなってしまったみたいな、ずっと隣で見てきた人を失ってしまったみたいな喪失感があります。たった3年だけれど、もっとずっと昔から知っていたような気もします。

五条さんに出会わなければ私は創作をすることはなかったし、サイトを持つことも、自分で本を作ることもきっとありませんでした。彼がいかに私の人生を楽しく鮮やかに彩ってくれたか、心の支えになってくれていたかを痛いほど思い知らされました。それくらい、たくさんのかけがえのないものを与えてくれた人でした。

今後、以前と同じような気持ちでお話を書けるようになるかはわかりませんが、とにかく連載は書き切りたい、できれば予定通り12月のイベントに合わせて本にしたいな、と思っています。彼の旅は結末を迎えましたが、それでも五条さんを大好きなことには終わりがないので、たくさんの大好きとありがとうを形にして残せたら。そしてそれが誰かに届いて、五条悟さんの素敵なところを少しでも共有できたら嬉しいなと思います。

あの最期に辿り着くまでに彼が過ごした日々のどこかに、きっと心安らぐ幸せな時間があったことを祈って。なので、まだやめません。おわり。